RESOLUTE “711” 綺麗に履けるセミワイドデニム

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2本目のRESOLUTE デニム

デニムパンツとは年齢や性別を有無を問わず、誰もに許容されている衣料品。

基本的な構造に大きな違いはないが、細かいディテール、サイズ感、素材は製造メーカーによって異なる。

取り扱うメーカーは数えきれないほどあるが、RESOLUTE(リゾルト)のデニムには明確なこだわりを感じる。

そして、そのこだわりと私の求めているものが合致しており、2本目に手を出した。

他であまりみることの無い毛羽立ちやザラつき。

そして往年の名作をモディファイした綺麗に履けるシルエットというのが魅力だと感じる。

1本目はRESOLUTEの定番とも言える710というモデルを購入した。

この710も非常に満足度が高く、出番多く履いている。

そして、今回購入した711も以前の試着時から、細身のストレートである710とは違った魅力を感じていた。

今回はそんな魅力あふれるRESOLUTE 711を紹介していく。

RESOLUTE 711とはこんなデニム

モデル711(セミワイドストレート)
素材コットン100%
生産国日本
値段¥ 27,500 – (tax in)
サイズW29 × L36
備考ワンウォッシュ

サイズ展開

サイズは試着で確かめた通りのW29 × L36で購入。

これは前回購入した710と同じサイズになる。

711ではサイズ展開は下記のようになっている。

また、W36以上については¥28,600-と少しアップチャージが乗る価格設定だ。

 W26W27W28W29W30W31W32W33W34W36W38W40
L32
L34          
L36  
36・38・40インチは¥28,600-

生地

生地は710と同様に毛羽立ちのあるデニム。

オンスは13.13で、710の13.75よりはやや軽め。

伝わらない毛羽感

セミワイドのシルエット

腰回りを絞って太腿から裾にかけては太めのストレート。

1本あると何かと着回しのきくアイテムだ。

そのほかのディテール

他のRESOLUTE製品に共通するものも多いが、細部はこのようになっている。

まずはボタンフライ。

新品の状態だととにかく硬い!閉めるのが一苦労・・・

パッチは革。

紙よりも経年変化を味わえる素材なので、ここもどう育っていくかが楽しみなパーツ。

そして、お決まりのセルビッジ仕様。

後述するが、このデニムはロールアップで履きたい。

711のここが良い

今回、このデニムを購入した最大の理由はゆとりのあるシルエットを綺麗に履けるからだ。

元々、太めのパンツ自体は昔から好きではあったが、パンツが太くなるにつれて、ウエストも大きくなるものが多かった。

そうしたデニムは腰で履くスタイルを選ぶしかなかった。

これはこれでカッコ良いと思うが、どうも私のスタイルには合わず避けていたのだ。

しかし、このデニムは腰回りはピタッとタイトに合わせて、それ以外にはゆとりあるシルエットで履くことができる。

実際に着用するとこのようになる。

腰回りやお尻を小さめに作っているので、セミワイドでも綺麗に履くことができる。

少しサイズを攻めすぎじゃないか?

いやいや、それがそんな事はない。

ここから履き続けていくことで、さらにサイズがアジャストしていくのは710でも経験済み。

RESOLUTEの推奨するフィッティングは小さめを推してくるとはよく聞くが、その背景にはこういったサイズ感を大事にしているのかもしれない。

定番710との違いは?

ここは言うまでもなく全体のシルエットが大きく異なる。

2つ折りにして比較すると、このような違いがある。

左:710 右711

また、細かいところになると真後ろのベルトループの付け方と、パッチの素材が異なる。

ベルトループ付け方、パッチも異なる

このように全体のシルエットや細かいディテールは異なるが、どちらも腰回りの作りはコンパクトで着用時に綺麗なラインができる。

ここは気をつけるべき

ここまでRESOLUTE 711の魅力を語ってきたが、以下の点には注意が必要だ。

  • 購入時の畳ジワ
  • サイジング
  • ボタンフライのホール
  • 乾燥機使用時

購入時の畳ジワ

これはデニムである以上しょうがないかもしれない。

しかし、711も含めたRESOLUTEの畳ジワはかなりくっきりと刻まれているように感じる。

ここがそのまま色落ちするのは何となく嫌だと感じるのは私だけだろうか?

サイジング

前述の通り、サイジングはかなりのタイトフィットを推奨される。

個人で合わせるとどこまで攻めて良いのか不安になる。

そういったことも踏まえて、1本目は店舗での試着後に購入が望ましいだろう。

ジャストサイズに馴染んだRESOLUTEのデニムは本当に綺麗に履ける。

ボタンフライのホール

ボタンフライのホールから糸がほつれ出すのだ。

これも711に限らず起こった現象。

着用の上で気になるところではないが、別で育成中のNudie Jeansと比べるとやや荒っぽさを感じる。

まあ、この程度は気にならないが。

乾燥機使用時

これは私の実体験ではなく、ネットやSNSでよく耳にすることだ。

RESOLUTEではワンウォッシュで販売されているものは、洗った後に急速に乾燥させてミニマムな状態にしていると伺った。

しかし、その後の洗濯で乾燥機を使うとさらに大きく縮むというのだ。

丈感が変わると困るので、私は洗濯後は自然乾燥で対処している。

この方法だと縮みはほとんどなかった。

綺麗に着飾るデニム

セミワイドのパンツを綺麗に着飾る。

そんな想いをあっさりと叶えてくれた711。

この太さのデニムは使える場面が非常に多いと思うが、一番やりたいのはこんなスタイル。

白T+ロールアップした711+ローファー

夏場にこんな感じでラフに着飾るのも良いなと思っている。

こういった太さのあるパンツのロールアップは、足首が細く対比されて足元がすっきり見えるのも良い。

シャツとジャケットに合わせるのも面白そうなので、早く着て出かけたいものだ。

そして、デニムなのでどんな変化をしていくのかというのは楽しみな点の1つ。

このデニムは一定期間洗わない根性ばきはせずに、定期的に洗いながら育てていこうと思う。

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この記事を書いた人

1992年11月生まれ。
190cmの大男の細かい趣味のブログ。
2020年より「こだラボ」を執筆し、2021年2月に「Lab.」に名称変更。
趣味は靴磨き・旅行・読書・ゲーム・ボクシング観戦。

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