早いものでこのローファーを履き下ろしてから8ヶ月になりました。
オックスフォードの靴が大半をしめている私のワードローブの中で、このローファーは休日には必ずというほど履いています。
一つの完成形とすら感じさせるシンプルで無駄のないデザイン。
そしてJ.M.WESTONの顔の1つでもありますよね。
SNSなどでこの180を色や素材違いで何足も持っている方を見ると素直に羨ましく思います!
それだけ革靴好きの唸らせるこの靴は、今後も手に取る方は多くいらっしゃると思います。
私の履き込みはたかだか8ヶ月と短いものですが、前回のエイジングレコードより半年間履いたのでその状況をお伝えしたいと思います。
今後購入を検討されている方や今まさに履いている方にとって少しでも参考になれば幸いです。
履き込み状況
着用時間 | 199.5時間 |
着用頻度 | 週1回 |
手入れの回数 ※クリーム | 7回 |
履き始め | 2019年12月28日 |
雨の日は避けて週に1回の頻度で履いていました。
平日はスーツで仕事をする職種のため、土日のプライベートの時に履くことがほとんどです。
傷つけないように気をつけて履いてるつもりではありますが、飲み会の帰りなんかには注意不足でぶつけてしまったり、汚してしまったこともあるのでその都度ケアをしています。
また、ケアに関しては前回の履き込み2ヶ月目以降は下記のアイテムで手入れをしています。
- SAPHIR NOIR Nappa(デリケートクリーム)
- SAPHIR NOIR CREME1925 ネイビー(油性クリーム)
- M.MOWBREY ソールモイスチャライザー(レザーソール用)
深いネイビーの色味にしたくて補色効果の高い油性クリームでケアを継続中です!
変化
まずは前回ご紹介した履き込み2ヶ月時点の状況です。
この段階で薄らシワが入っていますね。
続けて直近でケアした状態はこちらになります。
色味、艶に変化
照明の影響もありますが、ぱっと見では艶と色味に違いがありますね。
油性クリームでケアをし続けたこととニュートラルではなく、ネイビーのクリームでケアをしたことが補色となったこんな仕上がりになったかもしれません。
履きジワにも深さが出てきましたが、これは劣化ではなく愛すべき点として今後も見ていきます。
余談ですが、InstagramでJ.M.WESTONの180って本当によく見かけるんですが、多くの方がシワがほとんどないイメージです。
私のシューツリーが合っていないのか確認してみたのですが、私の180のサイズは8 1/2 Bに対してシューツリーには8という数字が記載されていました。
0.5刻みのサイズ展開がないことはよくあることですがこれはどうなんでしょうね。
まあ、純正でお店の方に選んでもらったので間違えないと思いますが・・・
細かいところはどうなったのか?
まずは外側ですが艶も合って問題なしです。
コバも一度も染め直していませんが、色抜けや傷はありません。
しかし、購入当初からコバ表面は多少のがさつきがあったので、頃合いをみて紙やすりで整えたいと思います。
ツルッとしたコバって結構好きなんですよね。
続いて内側です。
こちらもそこまで問題はないんですが、右足のシワが少し気になっています。
アップにすると・・・
いくつも十字が重なったようなシワ・・・
実はこの靴に限らず、ほとんどの革靴でこのシワが入ります。
足の形なのか、歩き方なのか原因は定かではないですが、ここからクラックができないようにケアは怠らないようにしていきます。
さらに、悲しい変化は続きます。
前回の履き込み2ヶ月の段階でついてしまった爪先の傷は相変わらず残っています。
これも味として受け入れる広い心が必要ですね。
しかし、次は味では片付けられないバッドニュース。
やられたのはモカです。
しかも両足。
両足ともモカの両端から裂け始めていました。
丁寧にケアをし続けてたつもりですが、上手くいかないものですね。
履き口と同じように素人のケアでどうこうできる事ではないと思うので、こちらは一度リペアショップも検討すべきかもしれません。
サイジングの変化
靴下履いた状態でジャストフィット!!
してるように見えますが、歩く時にかかとがやや抜ける・・・
もともと180はかかとをしっかり掴むような形ではないので、薄々感じてはいましたが思ったよりも早く緩くなったなーという印象です。
J M.WESTONと言えば修行靴とも言われるタイトフィットの代名詞のような靴ですが、正直なところ事前情報で聞いてたほどガチガチなタイトフィットではなかったんですよね。
それに加えて、私の足の形にも問題があります。
簡単に言うと、足幅は細く指から甲にかけて薄っぺらで甲は高いというイカれたシルエットをしているんです。
なので、これ以上サイズを下げればただでさえつっかえている甲にタンがあたります。
参考までに私のZOZOMATでの記録を載せておきますので、似た足形の方はご参考どうぞ。
MTOでも足に合わないこともあって、靴職人の方に足がビスポーク向きであることや20年この職をやってるけど初めてみる形と言われたことがあります・・・
少数派であることが嬉しいような、既製靴が合わないという悲しいような複雑な気持ちになりました。笑
今後
かなり使いやすい靴なので今後も頻回に履いていくと思います。
しかし、懸念すべき点は先ほども記載したサイズ感です。
かかとの緩さと甲のスレが履いていてややストレスを感じます。
特に夏場は足の甲が剥き出しフットカバーを履くことがほとんどなので、甲が擦れて本当に痛い・・・
でも甲周りで足を固定してかかとの緩さをカバーしてるんですよね。
お気に入りの一足であることは間違いないので、しばらくはこれに耐えながら履いていくことになりそうです。
この靴の履き込みの変化や他の靴の記録は下記からどうぞ。
コメント