タンパッドでサイズ調整

購入した靴が少し緩かった。履いてくうちに少し緩さが出てきた。

革靴でそんな経験をされた方は私以外にもいらっしゃるのではないでしょうか?

特にネットやフリマアプリで購入した靴は試着ができないので、数値上では確認していたつもりでも、いざ届いて足を入れてみるとかかとが浮いてしまうなんてことがあると本当に悲しいですよね。

そんなサイズの救世主の一つがタンパッドです。

これは靴の内側(タンの裏側、甲のあたる部分など)に張り付けて甲付近のフィット感を強めるサイズを調整することのできるものです。

イメージとしては、靴の内部の空間を埋めることでフィット感を強めます。

インソールなどと同じ要領ですが、インソールのように靴底から全体的に体積を埋めるのではなく、甲の部分低くするという形になります。

したがって、甲部分に緩さを感じるならインソールよりもタンパッドの方が適しているではないかと思います。

目次

値段

タンパッドはリペアショップなどにも置いてあることが多いですが、私はネットで購入しました。

いくつか種類がありましたが、レビューの数からメジャーなところは下記の2つです。

  • クラブヴィンテージ 
    • 値段:1100円 
    • 素材:シープスキン
  • ペダッグ 
    • 値段:1100円 
    • 素材:起毛皮革

※2020年6月19日現在

今回私が購入したのは手触りが滑からそうなシープスキンのクラブヴィンテージの方にしました。

完全に好みになるとは思いますが、フットカバーで靴を履く時には甲が靴と直接触れることがあるので私はシープスキンの方にしました。

実際に付けてみた

付け方はとても簡単で、ひも靴であればタンの裏側、他の靴でも甲のあたるところに貼り付けるだけで完了です。

直接貼ると修正が難しいので、まずは足と靴に挟んでみました。

挟んでいないものと比較もしてみました。

見た目に変化

足に挟んでいる状態ではありますが、見た目に変化がありました。

ヤンコ パンチドキャップトゥ

左:タンパッドなし 右:タンパッドあり

まずは少し甲が高くなってるヤンコのパンチドキャップトゥ。

タンに厚みがあるので履いた時に甲付近が上に引き上げられます。

それに伴い、靴のくびれがやや深くなりました。

しかし、そこまで大きな変化はなかったのでこの靴への装着は控えました。

ボノーラ タッセルローファー

左:タンパッドなし 右:タンパッドあり

続けてボノーラのタッセルローファー。

こちらも若干大きいサイズなんですが、タンパッドをつけてみると、まさかのつけた方がシワが変に入りました。

画像だとそこまで大きな変化には見えませんが、このまま歩くとこの靴の本来のシルエットが崩れたように見えます。

タンパッドの装着本命の一足でしたがこちらも装着なし。

そもそも私の足は甲はそれなりに高さがあり他はとにかく薄いという状況なので、タンパッドを使うよりもインソールをカットして靴の前方に当てる方が良かったかもしれません。

しかし、履き心地は快適でした。

タンパッドを挟んで履いた状態ですが、履き心地こそ甲の部分には良いフィット感がでます。

しかし、ボノーラのタッセルローファーの画像からも分かるように、部分的にサイズが変わるので靴自体のシルエットが崩れる可能性がありますので、つける靴は自分の足と相談しながら選ぶことになるでしょう。

まとめ

革靴を買う時は可能な限りサイズ補助具に頼らないサイズ選びを!

デザインが気に入ってサイズを妥協して買った経験が私自身ありますが、

基本的には自分に合うラスト、サイズのものが理想ですね。

今回はタンパッドを購入して学んだ教訓は・・・

  • 履いているうちにサイズの緩みや甲の高さが足りない時にはタンパッドの使用を検討すべき
  • つけると簡単には剥がせないため、まずはインソールや靴下の厚さ、靴ひもの調整すべき

今回、私はつけることにはなりませんでしたが、甲の低い方にはかなりお役立ちアイテムだと思います!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

1992年11月生まれ。
190cmの大男の細かい趣味のブログ。
2020年より「こだラボ」を執筆し、2021年2月に「Lab.」に名称変更。
趣味は靴磨き・旅行・読書・ゲーム・ボクシング観戦。

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