安心の足もと
かれこれ2年ほど履いているJ.M.WESTONの180。
言わずと知れた名作であり、コインローファーの1つの完成形のような靴。
シンプルな作りで、全体のバランスが絶妙なローファーだと思う。
丸すぎず、くびれが強すぎるわけでもない。
こうした特定の部位を攻めた作りにしていないが、野暮ったさも感じない。
そんな180を履き続けて2年。
ネイビーという色にも関わらず、毎週末にかなり頻回に履いていた。
後述するが、これだけ履いているので傷も付いているし、オールソールも実施した。
今回は経年変化の記録として、この記事にまとめておく。
エイジングのサンプルとしてご覧いただきたい。
どれだけ履いた?
まずはこの靴をどれだけ履いたのか。
合計で84回561時間も着用していた。
内訳は以下のようになっている。
年 | 着用回数 | 着用時間 |
---|---|---|
2019 | 1回 | 10時間 |
2020 | 50回 | 331時間 |
2021 | 33回 | 220時間 |
2020年までは休日着用する靴がほとんどこの靴であったが、2021年にはオンオフで使えるUチップを手に入れたので、着用回数は少し減っていた。
2019年12月末に履き下ろして以降、手入れの回数は計14回ほど。
頻度は明確に定めずに、汚れがついてしまった時などに実施。
基本的に鏡面磨きはせずにクリームのみ、ワックスを使用する場合は薄く塗ってブラッシングをする程度にしている。
2021年はプロにも磨いていただいた。
オールソールを迎えた
履き込みから約2年でデフォルトのレザーソールは寿命となった。
具体的には83回551時間履いたタイミング。
穴が空いたわけではないが、修理に出した時にあと数回で・・・という状態であったようだ。
ソールケアも定期的に行なっていたが、これくらいが限界なのだろう。
今後、記録をつけている靴がソール交換になるタイミングで時間や回数を比較してみたいと思う。
ちなみに今回はDratewkaでオールソール+トゥスチール装着をしていただいた。
トゥスチールの側面までカラーリングしてくれるのが嬉しい。
サイズ感の変化
J.M.WESTONのフィッティングといえば、きつい万力締めに耐えて自分の足に合うように馴染ませることが多い。
私の場合には、何ヶ月もしんどい思いをしたわけでなく、1ヶ月も履いていたら快適に履けるようになっていた。
購入時のJ .M.WESTONのスタッフの方に足の採寸をしていただき、8-Bもしくは9Aのどちらかと言われ、前者を選択した。
※ちなみにこれらのサイズは日本に在庫がないので、基本的には海外からの取り寄せになるとのこと。
約2年履いたところサイズ感に大きな変化はない。
体感としては、やや履き口に緩さを感じると言ったところか。
右:2021年12月
とは言っても、歩いている途中に脱げることもないので普段使いの上での支障は全くない。
ギャラリー
最後に現在のこの靴の状態を紹介。
購入時より、だいぶ艶感が増している。
あっという間に3年目となったが、これからも休日の主役として履いていきたい。
他の革靴も記録としてつけているので、ぜひご覧下さい。
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