このブログでは革靴のことを中心に自分のこだわりを語っています。
今回は少し路線を変えてモノではなく習慣をご紹介したいと思います。
それは『メンズメイク』です。
昨今では男性でも当たり前のようにスキンケアをすることが浸透していますよね。
男性でも肌を健康的で清潔に見せることを目指す人が増えているのだと思います。
しかし、メンズメイクとなるとまだまだ浸透はしていないというのが私の感覚です。
現状は男が化粧なんて・・・と言われることがありますが、そもそも女性の化粧と男性の化粧は大きく異なります。
今回は私が普段行なっているメンズメイクを紹介していきたいと思います。
メンズメイクは2種類ある
あくまで私の持論ですがメンズメイクには2種類あると思います。
1つは中性的なメイクです。
ジェンダーレスメイクと言われることもありますが、男性の方も女性のような目が大きく鼻筋が細く通っている可愛らしい顔立ちを目指したメイクです。
K-POPアイドルのようなというとイメージしやすいでしょうか?
もう一つは気になるところを隠すメイクです。
こちらは中性的なメイクと比較して劇的な変化はありませが、毛穴やテカリを抑えることで肌を自然に綺麗に見せることを主目的に眉や頬や鼻に影をつけることでより男らしく見せることも可能です。
なお、私がご紹介するのは後者のメイクであり、これを身だしなみとしてのメンズメイクとします。
身だしなみとしてメンズメイクとは?
先述の通り自分の気になるところを隠すためのメイクです。
誰もが少なからず1つや2つ自分の顔に対するコンプレックスってありますよね?
私は数えきれないくらいくらいありますが・・・
このメイク方法ではあくまで自分の気になる毛穴や顔のテカリ、シミを隠すことに焦点を置いています。
したがってこのメイクを実施したからといって、『あの人化粧してる?』って言われることはまずないです。
では、逆に人から見て分からなければしても意味無いんじゃ、、と思われるかもしれません。
実際、遠目にみたら分からないです。笑
しかし、対面で会話をする時に何となく肌が綺麗に見えたり、顔のテカリが落ち着いてるように見えます。
すなわち、身だしなみとしてのメンズメイクとはメイクしてる感はないけど、清潔感のある印象を作ることが目的になります。
こう聞くとメイクに対するハードルが下がりませんか??
それでは実際にメイク方法を紹介していきます。
メイク方法
私が行うメイクは時間をかけて念入りに行うこともありますが、朝の忙しい時に時間をかけたくないですよね。
なので、外出時に最低限やっている肌を綺麗に見せる方法を紹介していきます。
必要なもの
あくまで私が普段使ってるものになりますので、下記の紹介を見て必要なものだけ揃えれば良いかと思います!
外出時に毎朝やること
ここからは私がオンオフ問わず外出時にやってることをご紹介します。
1 洗顔
朝起きたらまず洗顔。
普段は水だけですが、夏場や顔にベタつきなんかある時はクレンジングを使って洗顔してます。
クレンジングを使った洗顔
なかなか馴染みのない方もいらっしゃると思いますが、こちらはメイクを落とすのに使用されるものです。
化粧品にも油分を含むものが多くあるので、いわゆる油で油を落とすことを原理としています。
顔に付着している油分(皮脂や化粧品)も水だけで落とそうとすると弾かれてしまいます。
なので、油分を落とそうとするには水に流されやすい形にする必要があります。
その役目を担うのがクレンジング用品となります。
寝起きでメイクもしてないのになぜ?
と思われるかもしれませんが、男性は皮脂の分泌が多くなりがちです。
ベタつきがあるときにはクレンジングを使うことで顔の皮脂を落としてあげるととてもスッキリしますよ!
2 保湿
洗顔直後は肌が乾燥しやすい状況にあるので、化粧水と乳液を使って保湿しましょう。
3 下地
ここはメイクの土台作りになります。
これは後述する塗ったファンデーションを崩れないようにしたり、小皺を隠し、毛穴を目立ちにくくする役割を持ちます。
使用方法は小豆粒大くらいを手に取り、顔の全面に薄く広げるだけです。
肌色の補正効果や日焼け止め効果のあるものもあるので、面倒な時はそれだけやって外出します。
ちなみに顔のテカリが気になる人はPrimavista (化粧下地)おすすめです。
私は夏場に一日外にいると、額と鼻先がテカることがありますが、こいつを使ってからはかなり抑えられるようになりました。
4 ファンデーション
こちらは顔の全体に塗り、シミやそばかす、毛穴や肌色を整えるなどメンズメイクでもメインに使われるアイテムです。
自分の肌色にあったものを選び、顔の上から塗ることで毛穴の凹凸を埋めて肌を綺麗に見せます。
実際に使う時は顔の中心部(目の下、鼻の横)をしっかり塗り、顔の外側(フェイスライン)に向かうにつれて薄くしていくと綺麗に見えます。
ほんとこれをやるとだいぶ見違えます。
私はスティックタイプのものでささっとやってます!
メイクはここまでの工程で完成になります。
化粧をしてる感なんてほとんどないけど、肌が健康的で綺麗に見えませんか?
ちなみに顔の毛穴のBefore Afterはこの通りです。
明るさは違いますが、一切の無加工です。
はじめて購入される方は注意!
ネットではなく実際に店舗に足を運ぶことをおすすめします。
でも化粧品のコーナーってどうも入りずらいというのが男性心理ですよね。
かつての私もそうでした。
そこで足を運んだのが、メンズ百貨店のメイクコーナーです。
都内ですと、伊勢丹や阪急などはメンズ館がありますよね。
そこは男性をターゲットにした化粧品がありますので、まずはそちらで見てもらうと良いと思います!
5 おまけ
ここからはおまけですが、先述の工程に加えて眉を描くこととシェイディングをたまにやってます。
眉
眉毛は描くというよりも形を整えるという表現が正しいかもしれません。
中学生くらいの時に細眉こそかっこいいと大きく勘違いしてた時期があります。
その当時はピンセットで抜きまくってました。
その時のつけが回ってきて、眉頭の一部が生えてこないんですよね。笑
ということで、眉毛もペンシルで描くことがあります。
基本的に生えてこない部分と眉毛の下のラインに沿って描いてぼかすと完成です。
眉が決まると男性らしさもでてかなり印象が変わりますよ!
シェイディング
こちらは名前の通りで影をつけることを目的としてます。
顎のラインを目立つようにしたり、鼻を高く見せたりできるのでたまに使ってます。
こちらはファンデーションよりも色の濃いものを使うことで影が入ってるように見えます。
まあ、面倒なのでたまにしかやりません。笑
6 落とすことも忘れずに
メイクをして外出をしたら落とすことも忘れないようにしましょう!
メイク用品といえども、外因的に付着させてるものなのでそのまま放置することは肌にとって決して良いものではないです。
まずは洗顔の項でも紹介したクレンジング用品で化粧を落として、その後に洗顔用品で顔をリセットしましょう。
いわゆるW洗顔というやつです。
しかし、面倒という方はクレンジング洗顔という洗顔料を使えば、それだけで大丈夫です。
メンズメイクは本当に薄いメイクになるので、クレンジング洗顔でも十分に落ちます。
失敗談
女性にとっては当たり前かもしれませんが、男性は一応をつけておいた方が良いかと思います・・・
メイクは着替えてから
私がメンズメイクを始めたての頃にメイクをしてその後にTシャツを着たらファンデーションが服についてるんですよ。
メイク用品は付着するので気をつけて下さい!
顔の色だけ浮かないように
これも私がハマり始めた頃の失敗です。笑
当時はメンズ用のメイク用品が少なく値段もそれなりにしたため、女性用のメイク用品を使っていました。
メンズのものと違って色が明るいものが多く、自分ではこの色で大丈夫と思っていましたが、いざ使って見るとあら不思議。
顔だけ色がワントーン明るいんです。
千と千尋の神隠しでお馴染みの顔なしになってしまいました(極端)。
なので、女性用として販売されてるものを使用する際には色の確認をお忘れなく!
心配な方は男性用のメイク用品を扱ってるお店で色を選んでもらうと良いと思います。
これは余談ですが、メンズ用のメイク用品は男性の皮脂バランスに合わせて作っているようなので、女性用のものを使うよりも崩れにくかったりするそうです。
マスク時に注意
昨今は新型コロナウイルスの影響もあってマスク着用の外出が当然のようになりましたね。
マスク着用時の注意ですが、メイクした顔にマスクをつけると擦れたりしてマスクの紐部分にファンデーションが付着することがあります。
女性ならよく見る光景かもしれませんが、男性で付けてるマスクの紐に肌色のものがついてると化粧品と分かってもらえば良いかもしれませんが、汚れだと思われたらたまったもんじゃないですよね。笑
清潔感ある姿を目指してやってるのに、汚れたイメージを持たれるなんて絶対に嫌だと思うのでマスク着用の際はご注意下さい。
終わりに
メンズメイクは決してハードルの高いものではなく、自分の気になるところを隠して、清潔感を増すために行うことです。
もしもメンズメイクをやってみようと思ったら、まず肌色補正の下地とファンデーションを購入することをおすすめします。
抵抗があったらまずは肌色補正の下地だけででも変化を感じられると思いますよ!
是非とも試してみて下さい。
では。
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