Santoni(サントーニ)ウイングチップ エイジングレコード 6ヶ月

サントーニ ウイングチップ

今回はサントーニ ウイングチップのエイジングを紹介したいと思います。

この靴との出会いは、この記事を書いているちょうど半年前(2019年12月)に酒々井のアウトレットにあるREAGLです。

当時は革靴もある程度揃ってきてはいるものの、ベーシックなデザインのものしか持っていなかったという事もあり、少しばかりデザインに癖のあるこいつに惹かれて購入しました。

いやいや、この靴も攻めてないでしょ?と思う方もいらっしゃると思いますが、私にとっては結構な挑戦でした。笑

一番惹かれたのは、前方の甲の部分からヒールまで繋がっている革の切り返し。

すなわちロングヴァンプですね。

私の独断と偏見ですが、ロングヴァンプの靴は革の切り返しのところを目立たせている?のか他の部分は主張を控えめにしているデザインが多い印象です。

(ヨウヘイフクダの既製ライン、エドワードグリーンのグラッドストーン、ジョンロブのSTRAND etc..どれも憧れです。)

ところが、この靴はただでさえ主張の強い内羽根のフルブローグをベースにロングヴァンプを掛け合わせたデザインになっています。

少し派手だと思っていましたが、意外と仕事やプライベートで履いても評判がよく、私のスタメンの一足です。

履き始めて半年経過したので記録としてこの記事に残します。

目次

どんな靴?

冒頭でつらつら書きましたが、個人的に主張のある靴として履いています。

色味もムラのある仕様で履き込む事でどう変化していくかワクワクする一足です。

ちなみに購入当初はこんな感じです。

https://www.instagram.com/p/B5-aFxil4la/?utm_source=ig_web_copy_link
新品時

その他の情報は下記の表に書いておきます。

メーカーサントーニ
モデルロングヴァンプウイングチップ
サイズ7 1/2
カラーバーガンディ
価格52,800円(セール時)

着用状況

続いて履き込み状況です。

購入当初こそ馴染ませるために頻回に履きましたが、仕事のタイミングによっては避けなければいけないタイミングもあったので、思ったより着用時間は短かったです。

着用時間106.5時間
手入れ回数5回
着用頻度月3〜4回程度
購入日2019年12月12日
履き始め2019年12月18日
2020年6月8日現在
2020年上期は新型コロナウイルスの影響で外出自粛に伴い着用時間は短い

半年履くとこうなった!

履き始め6ヶ月

甲に薄ら見えるシワの刻まれているのが見えるようになりました。

この靴は革がとても柔らかく、履き始め日からストレスなく着用することができていました。

若干ですが、私の足には甲が高いこともあり、大きくシワが入るのではないか不安でしたが今のところ気になるようなものはありません。

手入れは色味の風合いを大事にしたかったので5回中4回はニュートラルのクリームを使っています。

直前のケアではブラウンのものを使用しましたが、今後もメインはニュートラルのものを使って、この色を楽しんでいきたいと思います。

では細かいところを見ていきましょう!

甲のシワ

私はどの靴でも同じように足の内側に深めのシワが入ります。

これも予想通りのシワ。笑

サイド

サイド(内側)
サイド(外側)
サイド(外側)アップ

左足の内側に黒いシミみたいなのがついていますが、これは元々ついてたものです。

おそらく染色のタイミングの時についたものか。これがあるからアウトレットに置かれていたかは謎です・・・

最初は気になっていましたが、今はオンリーワンの象徴の一つだと思い込んでいます。笑

また、外側を見てもらうとほとんどシワがありません!

まあよーく見るとあるんですが、わずかです。

私はシワの入るところにポリッシュができないので、外側広くワックスをのせるのもありかななんて考えています。

ヒール

ヒール

この靴のヒール本当に好きなんです!

靴を選ぶ時に後ろ姿の美しさで選ぶといったら、シームレスヒールや地面に向い細くなっていくテーパードヒール、ヒール自体にくびれを持たせたピッチドヒールなんてものをチョイスすることが多いと思います。

しかし、上記のどれも備えていませんが、この十字のような後ろ姿には本当に惹かれました。

靴って意外と後ろから見られることが多いので、前からの顔も大事なのはもちろんですが後ろ姿も重視すべきだと思っています。

どこかにお邪魔して、靴箱に入れる時も靴の後ろが見えるように入れますし・・・

少々脱線しましたがヒールには傷もなく無事に美しさを保ってくれています。

ライニング

ライニング

ここは起毛の革が使われていることもあり、色の薄れなどはありません。

起毛部分以外はたまにデリケートクリームで保湿しています。

ソール

ソール

ここは流石に見違えるほど変化しますね。

一面オレンジのくびれたソールが好きで、あえてトゥスチールは付けなかったんですが失敗でした。

やはり爪先の削れはすごいスピードで進みます。

次のソール交換まではこの状態で履き続けますが、次回は間違えなくトゥスチールは装着です。

革の表面

革の表面(マイクロスコープで撮影)

エイジングレコードでは恒例のマイクロスコープの観察です。

比較対象がないのでなんとも言えませんが、今後履き込んでいく中でどう変化するかを細かいレベルで観察したいと思います。

初回の記録は毎回同じこと言っていてすみません。

今後も適度に大切に履いていく

今回はサントーニ ウイングチップのエイジングを紹介しました。

デザインの特性上、仕事でいつでも履けるわけではないので出番はそれなりですが、少なくとも今の着用頻度は維持しつつ大事にケアしていこうと思います。

もっぱら、この風合いをまだまだ楽しむ予定なので、前述の通りクリームもニュートラルを中心に使う予定です。

またどこかの節目でこの靴のエイジングレコードを紹介します。

他の靴の経年記録はコチラからどうぞ。

▶︎経年変化の記録集

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

1992年11月生まれ。
190cmの大男の細かい趣味のブログ。
2020年より「こだラボ」を執筆し、2021年2月に「Lab.」に名称変更。
趣味は靴磨き・旅行・読書・ゲーム・ボクシング観戦。

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