ネル布は靴磨きで使用されることが多い布です。
なかでも鏡面磨きには必須ですよね。
靴磨き用品が販売されているお店には、ポリッシュクロスという商品で販売されていますが、ご自身で作ることも可能です。
購入する布の値段にもよりますが、私は1枚50円ほどで作れました。
自作するメリット
- サイズ
- 生地の色・種類
- コスパが良い
ネル布を自作することで得られるメリットは自由度が高く、値段も安いことですね。
ポリッシュクロスとして売られているものは使いやすいものが多いですが、使っているうちにもう少し大きいものが良い、逆に小さいものが使いやすいなんて思う経験をされた方もいるんじゃないでしょうか?
手に巻きやすいサイズでお気に入りの色な上にコスパが良い。
作るのにも時間を要さないので、多少の手作り感さえ気にしない方であれば自作してみてはいかがでしょうか。
ネル布に必要なこと
ネル布は鏡面磨き行う時に使うことが多いと思います。
なので、買ったものや作ったものに限らずネル布には以下のことが必要だと私は考えています。
糸くずがでない
これは最も重要視していることです。
鏡面磨きをしている途中で、糸くずなどが塗ったワックスについてしまうと、取り除く時にせっかく作ったワックスの層を剥がしてしまうことがあります。
何より、磨いてる間にボロボロと落ちてくる糸くずは邪魔です。笑
ストレスなく磨くためにもここは気をつけた方が良いです!
では、糸くずが出ないようにするにはどうすべきか?ということですが、
結論から言えば布の切り口を変えることです。
後ほどご紹介しますが、切り口がギザギザになるハサミを使っています。
片面起毛
ネル布を使って靴を磨く時は起毛している面を磨く面として使います。
ネル生地として販売されている中には、片面もしくは両面が起毛しているものがあります。
好みの別れるところではありますが、私は片面だけ起毛している布を使っています。
理由は片面起毛の方が薄くて手に巻きやすいからです。
しかし、両面起毛のものは両面とも使えるので、コスパを優先するならば、両面起毛を選ぶことをおすすめします。
作り方
用意するもの
ハサミは切り口がギザギザになるものを使うと、カットした後に糸くずが出にくくなります。
これからハサミを購入される方にはこのタイプのハサミを購入されることをおすすめします。
ピンキングバサミと言う名前で販売されていることが多く、ネットで販売されているもののほとんどが2,000円以下で購入できます。
切り口はこのようになっています。
ネル布に関してはネットでも簡単に購入することができますが、有色だったり片面起毛の物などはやや少ないです。
私はユザワヤで購入した水色の片面起毛のものを使っています。
目安線を引く
まずは目的のサイズの線を引いてカットするための補助線を引きましょう。
自分の理想とするサイズを把握されている方は、そのサイズに。
作るのが初めてでどのくらいのサイズが良いか分からないという方は、
販売されているものを参考にすると良いと思います。
サイズ参考
販売メーカー | 名称 | サイズ | 値段 |
サフィールノワール | ポリッシュクロス | 30cm×50cm | 1,100円 |
サフィール | 多目的クロス 2枚 | 21cm×33cm | 550円 |
ブートブラック | ポリッシュクロス 3枚 | 20cm×50cm | 1,320円 |
M.モゥブレイ | ポリッシングコットン 3枚 | 33cm×42cm | 1,567円 |
ブリフトアッシュ | 磨き布 | 8cm×50cm | 1,100円 |
自作すると1枚100円以内になることが多いので、いかに安いかが分かりますね。
しかし、これらの販売されてるクロスは見た目もとてもいけてます。笑
話が脱線しましたが、私は鏡面磨きの時に手に巻きつけて使うことが多いので、8cm×50cmで作っています。
サイズの決まった方はカットしやすいように目安線を引いておきましょう。
カット
ピンキングバサミを使ってカットしていきましょう。
あらかじめカットの目安線があるのでそれに沿って切るだけでです。
切り口がギザギザになるのでほつれにくくなります。
完成
回りくどく紹介しましたが、線引いてカットするだけです。笑
簡単ですね。
繰り返し使えるか?
結論から言えば問題なく使えました。
しかし、一度使った面は使いにくく、起毛面のふわふわ感もなくなっていました。
私は基本的には使い捨てにしています。
まとめ
ネル布に求めること
- 糸くずが出ない
- 巻きやすい
そのためにピンキングバサミを使ったり、片面起毛の布を選ぶことをおすすめ!
自作するメリット
- 安い
- 色や種類が選べる
- 好きなサイズにできる
いかがだったでしょうか?
ネットにもたくさんのネル生地が販売されていますが、個人的には手芸屋に見に行く事もおすすめです!
カラーバリエーションが豊富で好きな長さで買えるので、お気に入りのモノが見つかるかもしれません。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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