3,000円以下で買えるシューツリーをレビュー

靴を大切に長く使うために、必需品とも言えるシューツリー。

出来ることなら、革靴と同じブランド純正のもので、入れた時にまるでシワが消えるようなフィット感を味わいたいですよね。

しかし、シューツリーって意外と高いですよね。

ブランドにもよりますが、純正のものは1万円は超えることがほとんどですし、百貨店などで置いてるある名高いシューツリーメーカーのものだと7,000円〜くらいです。

革靴だけでも高いのに追い討ちをかけるようにお金がかかります。

できることなら安く済ませたいと思うのは私だけではないはず。笑

そこで今回は私の所有している3,000円以下で買えるシューツリーをレビューします。

目次

3,000円以下で買えるシューツリー

左から、無印良品、Roolee、Natural staff、Timoston


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私が3,000円以内で購入したシューツリーは以上の4種になります。

無印のもの以外は全てネットで購入しています。

こうして一覧として見るだけでも手ごろな価格ながらにもいくつかの違いがありますね。

シューツリーに求めるもの

私がシューツリーに求めるのは以下の3つです。

  • シワをしっかり伸ばしてくれる
  • 取手が付いている
  • かかとの形が合っている

まずシューツリーの目的でもあるシワを伸ばして形状を維持することは欠かせないですね。

そして、シワを伸ばすためにもある程度圧迫感のあるサイズ感が必要です。

なので取り出し時に取手が付いていると、取りやすいんですよね。

最後にかかとのサイズ感ですが、大きすぎるものを選んでしまうと履き口が広がってしまうリスクがあるので、靴本来のかかとの形に合ったものを選ぶ必要があると思います。

比較

ここからは様々な視点でこの4つのシューツリーを比較していきます。

まずは靴に入れた状態で、4つのシューツリーを見比べてみました。

今回はYANKOのセミグローブに入れていきます。

左上から右上、左下、右下の順に無印良品、Roolee、Natural staff、Timoston

かかとのフィッティングで最も適しているのは左下のNatural staffだと思いました。

他のシューキーパーでもちゃんとフィット感はありますが、無印良品のものは革を伸ばす力がやや弱かったです。

ちなみに靴から出した状態ですとこのようになります。

左上から右上、左下、右下の順に無印良品、Roolee、Natural staff、Timoston

無印良品の物はシングルチューブな上に形も異なるのですぐに見分けがつきますね。

他はなかなか違いが見つけにくいですが、Rooleeはチューブが長く前方部分は小ぶりになっています。

Natural staff、Timostonはほとんど同じ形になります。

続いて履きシワです。

左上から右上、左下、右下の順に無印良品、Roolee、Natural staff、Timoston

画像だとどれも違いがないように見えますが、一番シワを伸ばしてくれたのはかかと同様にNatural staffのものでした。

無印のものは他の3つと異なりシングルチューブかつ細身なので、靴に対して横に革を伸ばす力が不足気味に感じます。

ここまでの情報を踏まえて、私の独断と偏見で4つのシューツリーを比較すると下記のようなポジショニングになりました。

価格×シワを伸ばす力

このように安いシューキーパーの中でもNatural staffのものはコスパが良いと思いました。

しかし値段だけ見れば無印良品の物が一番安いですね。

今回は特定の靴での比較になっていますが、無印良品のシューキーパーは縦に伸ばす力は十分にあるので、細身の靴などには合うかもしれません。

そして、付属品やサイズの豊富さなどを見るとこんな見方もできます。

付属品×サイズレパートリー

こちらも私見がだいぶ入っていますが、Timostonの付属品には正直驚きました。

ペネトレイトブラシ、グローブクロスが付いてるってどんなサービスの良さなんでしょうか。笑

Timoston付属品

これらの備品を揃えようと思っていたあなたにはTimostonが最も安い買い物になるかもしれません。

ちなみにRooleeの付属品も馬毛のミニブラシと紹介されてましたが、これはコバ用にするのも良いかも知れません。

Rooleeの付属品

気になったこと

今回紹介下シューキーパーの中で一部気になるところがありました。

シューツリーとしての機能面にどこまで影響があるかは分かりませんが、何となく気になることを記載しておきます。

無印良品のシューツリーは浮く

なぜか無印良品のシューツリーは靴に入れた後に、かかとが浮くんですよね。

こうなってしまうの構造に要因がありました。

無印良品のシューツリーは平らなところに置くと、前の部分が浮くんですよね。

他のシューツリーと比べるとその違いが分かります。

一番左が無印良品です

この前方が浮いていることにより、靴に入れた時には前の部分が平な靴底に収まるので逆にかかとのパーツは浮いてしまうのです。

Rooleeのバネ

左:Roolee 右:Natural staff

Rooleeの前方部分ですが可動域が狭いんですよね。

前方部分が小さいということもあるんでしょうが、横に開く力が弱くなってしまうのでは?と思いました。

しかし、こういったモデルは可動域を調整しているネジを緩めることで広げることもできるそうです。

私はやったことありませんが・・・

このままでも先端が細めの革靴にはフィットして、しっかりとシワを伸ばしてくれるのでこのまま使っていこうと思います。

あなたの靴に合うものを

今回は所有している3,000円以下で買えるシューツリーを紹介させていただきました。

色々比較などもしましたが、どのシューツリーもそれぞれの良さがあります。

どのシューツリーもこの価格でこれだけの物が揃えられるってなんだかお得な気分ですよね。

是非、あなたの靴に合うシューツリーを選ぶ際に参考になれば幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

1992年11月生まれ。
190cmの大男の細かい趣味のブログ。
2020年より「こだラボ」を執筆し、2021年2月に「Lab.」に名称変更。
趣味は靴磨き・旅行・読書・ゲーム・ボクシング観戦。

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