世間一般の感覚は存じ上げないですが、私にとって革靴は決して安いものではありません。
必死にお金を貯めて、ようやく買えた時はまさにモノを買ってやったぞ!
というなんとも言えない気持ちになります。
同時に金欠でヒヤヒヤする時もありますが。笑
そんなやっとの想いで購入した革靴は長く履きたいですよね!
革靴は買えたけど、必須な備品が買えなかった!なんてことにならないように、今回は私が革靴を購入したら一緒に揃える物を3つをご紹介します。
革靴を購入したら必要なものはこれ
- シューツリー
- トゥスチール
- クリーム
これらは革靴を長く使うために必要なものです。
それではそれぞれの役割を確認しましょう。
シューツリー
こちらは靴を長く履くために必須なものです。
可能な限り、お持ちの革靴の数だけ持っておきましょう。
革靴の劣化は履きシワから始まることが多いです。
履いた後にシワがそのまま形で放置されると、変形したり革の破損などクラックの原因となります。
シューツリーの用途は革靴のシワを伸ばしてて、形状を変化させない役割がありあります。
このシューツリーは革靴を購入された際に同時に揃えることをお勧めします。
理由はその革靴に合ったものを選ぶことができるからです。
サイズ感の合ってないシューツリーを入れて、靴にテンションがかからずにシワが伸びてない場合には効果が薄れます。
※大きすぎる場合も靴に良くないです
革靴購入時にシューツリーを買わず、後からネットなどで購入する時にはサイズ感を把握するのはなかなか骨が折れます。
ここのブランドのこのラストは、うちのシューツリーのサイズ〇〇が合いますよ!って書いてあるものは見かけたことがないので・・・
それでもどうしても同時に買えない場合には、革靴を購入したお店で
どこのシューツリーで、どのサイズが適しているか聞いておくと良いと思います。
シューキーパーにも多くの種類があるのでベストなものを選びましょう。
トゥスチール
こちらは好みにもなりますが、私はつけることが多いです。
やはり革靴を履いていて1番磨耗するのはつま先なんですよね。
私の場合は、特に履き始めの数回はものすごいスピードでつま先が削れ、
ある程度まで削れるとしばらくその状態が維持されます。
その後はゆっくりと削れていくという爪先の人生を辿ります。笑
以前、トゥスチール装着の有無でどれだけの違いがあるかを検討した記事もあるので、関心のある方は併せて読んでいただけると幸いです。
やや話がそれましたが、トゥスチール装着の目的は爪先の磨耗を防ぐためです。
トゥスチールの装着にはリペアショップで頼むと、1週間くらいはかかるので購入後そのまま装着をお願いに行っても良いかもしれません。
ひとつご注意いただきたいのは、購入後すぐに履いてトゥを削ってしまうことです。
この場合、トゥスチールが上手く装着されない場合があります。
なぜかと言うと、そもそもソールのトゥの一部分を削って金属をはめているので、それ以上に削れてしまっていると隙間ができたり、歪んでしまうからです。
革靴の購入後はすぐにでも履きたいという気持ちは痛いほど分かります。
それでも、トゥスチールをつける予定のある場合には、その気持ちをグッと堪えて、履き下ろしの前にリペアショップに伺うことをおすすめします。
クリーム
ここで言うクリームは乳化性クリームを指しています。
靴と同じ色のものやニュートラルのものがあれば追加で購入する必要はありません。
しかし、ブラウン系の革靴を買ったのに黒のクリームしかないという場合には、追加で購入するのが良いでしょう。
どんなに高価な革靴でも手入れをしなければ、劣化のスピードは早くなります。
また、有色のクリームを選ぶ際にブラウン系は数が多いので悩まれると思います。
私はあまり難しく考えず、靴に近い色を選んでいますが、あまり色を変えたくないものは同じブラウン系統でも靴の色より薄い色を選んでいます。
コスト
ここまで革靴を購入と同時に揃える物を紹介してきましたが、気になるのはコストですよね。
ただでさえ高い革靴を買ってるんだから備品の費用まで考えてない!
というのが、少し前の私でした。
今ではこれらを含めて新品の革靴と思うようにしています。
そして、これらの備品の総額は選ぶものにもよりますが1万円近くかかります。
詳細は下記ようになります。
値段 | |
シューツリー | 4,000 ~ 10,000円 |
トゥスチール | 約 3,000円 |
クリーム | 約 1,000円 |
意外と大きな出費ですよね。
革靴を買う時には+1万円位は更にかかると心構えをしておかなければなりません。笑
それでも長く大切に扱うための初期投資
靴に加えて備品でもそんなにかかるのかと思ったあなたも、長く履くための初期投資だも思ってこれらの備品を揃えることをお勧めします。
かけたお金を耐久面に換算した時に果たして有効な投資になっているのかは、正直に言えば分かりません。
たとえ、これらの備品を揃えずに履いていても、状態を気にしなければ長く履くことはできます。
しかし、その靴の爪先が正面から見ても分かるほど削れていたり、履きシワからの破れや汚れが目立つ状態になってしまうと思います。
どうせ履くなら美しい状態で長く付き合える方が愛着も湧きますよね。
ぜひ、あなたのお気に入りの靴を労ってあげて下さい。
今回は革靴を購入時に私が揃える3つものを紹介させていただきました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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