BONORA(ボノーラ)の仲間入り

先日、初めてフリマアプリで自分用の革靴を購入しました。

基本的には試着が可能な新品以外では購入しなかったんですが、どうしても履いてみたい一足があったので思わず購入してしまいました。

その靴がこちらです!

BONORAというブランドのタッセルローファーです!

今日は新たに仲間に加わったこの靴を紹介していきます。

目次

どんな靴?

今回私が購入した靴の詳細です。

ブランドBONORA (ボノーラ)
タッセルローファー
サイズ7 1/2
ラスト365
製法マッケイ製法
シェーブル(山羊革)
ダークブラウン
状態未使用
値段約 20,000円

購入したことないブランドな上にサイジングの難しいローファーを試着もせずに買うことは非常に勇気のいる決断でした・・

なぜフリマで購入?

革靴にお詳しいあなたは既にお察しだと思いますが、BONORAは既には倒産したブランドです。

(その後復活しているそうですが、旧BONORAとは別物になっているそうです。)

つまり、お店で新品で買うことはできません。

そんなこともあり、迷いはしましたがこちらの靴を購入しました。

BONORAはこんなブランド!

BONORA(ボノーラ)は1878年創業のシューメーカーです。

時期までは分かりませんが、皮革の裁断から最後の磨きまで1人で手作業で行っていた時もあると言われています。

多くのシューメーカーは役割を分断していますが、こういうところもあったんですね・・・

当然、生産数は限られていましたが、日本でも取り扱いがあったそうです。

そんなBONORAはシームレスヒールやウッドネイルといった特徴的なデザインを当時から取り入れていたそうです。

私が大好きなSaint Crispins (サンクリスピン)のデザインに似てる靴が多いなーと思っていたら、Saint CrispinsはBONORAの製作を請負っていました。

また、BONORAのシームレスヒールはJOHN LOBB (ジョンロブ)の一部の靴にも用いられていました。

その技術には当時から定評があったのでしょう。

ちなみに私が今回購入したのは、シームレスヒールでもウッドネイルもないモデルです。笑

ディテール

革はシェーブルという山羊革を使用しています。

恥ずかしながら、購入するまでシェーブルという名の革は知りませんでした。

実際にシェーブルの革を見てみると、素材の表面は細かい凸凹が美しいです。

アッパーのアップ

ネットで調べてみると、エルメスの革小物などに用いられているようで、軽くて傷に強く、経年変化のしにくい素材だそうです。

アッパー

正面

マッケイ製法ということもあり、全体的に細身のシルエットに見えますね。

デザインもとてもシンプルなタッセルローファーです。

インソール

インソールもアッパーと同じ素材で作れており、ブランド名が刻印されています。

脱いだ時にも上品な印象を感じました。

また、土踏まずの部分にはフィット感を増すために盛り上がりがあります。

この部分が履いた時に足に沿うように当たってくれては着心地を増してくれます。

インソールの盛り上がり

ヒール

ヒール

残念ながらBONORAの意匠とも言えるシームレスヒールではないですが、履き口は小さめでかかとを包んでくれるような形です。

ソール

この靴でとても気に入ったのはソールです。

ソール

このソールいかがですか?

色も去ることながらそのシルエットがまたセクシーじゃないですか?笑

また、土踏まずのところは縫い目が見え、それ以外は縫い目を見せないヒドゥンチャネルになっています。

履いているとなかなか見えないところにはなりますが、歩いている時にチラッと見えた時はその格好良さが存分に出るのではないかと思います(妄想)。

フリマで買う時は目的を持つを明確に!

最近ではフリマアプリなどの台頭もあり、消費者間同士のモノのやりとりは非常に活発になっています。

当然、その商品数もかなりなモノがあるので、選ぶ際には選定する目も必要になります。

私がフリマで革靴を買う時は下記2点です。

  • 市場に出回っていないもの
  • 中古で安く買えるもの

今回のケースは前者に該当しますね。

ちなみに後者を選んだ時のことは記事にもしてるので、よろしければどうぞ。

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どちらの目的で購入をしても、まず気をつけるのは状態です。

ヒールが極端に減っていたり、ライニングに破れがあったりなど見落とさないようにしましょう!

こういったものを買わない方がよい!とまで言いませんが、購入後に修理に出す時間とお金がかかります。

それらも踏まえて判断するのが良いかも知れませんね。

春先からのヘビロテ予定

私は暖かくなるとまず靴下がフットカバーに変わります。

薄い靴下で肌が直接触れるところもあるので、可能な限り靴擦れがなく歩きやすいものを求めてこの靴を購入しました。

あとはBONORAの靴を履いてみたかったというのも購入を後押しした要因です。笑

足元に涼しげですっきりした印象を与えるローファーをあなたも探してみてはいかがでしょうか?

フットカバーを履いて足元すっきりが好みです!

▶︎経年変化の記録集

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

1992年11月生まれ。
190cmの大男の細かい趣味のブログ。
2020年より「こだラボ」を執筆し、2021年2月に「Lab.」に名称変更。
趣味は靴磨き・旅行・読書・ゲーム・ボクシング観戦。

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