コードバンスペシャルオーダー×ウエストン・ビンテージ
伊勢丹新宿で2022年5月4日(水・祝)〜5月17日(火)に開催される「 J .M.WESTON ポップアップストア」
このイベントの開催に先立ち、事前お披露目会にご招待いただきました。
伊勢丹新宿では、これまでも靴好きを唸らせるイベントを開催してしている。
今回は J.M.WESTONというシューメーカーに絞ったイベントとなり、ファンは必見のものになるだろう。
注目の内容だが、大きく2つの内容で開催されるようだ。
J.M.WESTONでコードバンがオーダーできる
J .M.WESTONといえば、ボックスカーフをはじめスエードからリザードまで幅広いラインナップの革で作られた靴が存在する。
しかし、コードバンを使用した同ブランドのモデルはほぼ見たことがない。
今回はオーダーで受付になるので、日本に常設されていないサイズも対応可能だ。
今回の事前お披露目会でも多くのJ.M.WESTONの靴がラインナップされていたが、やはりコードバンという素材は一際目を引く。
コニャックとバーガンディの2色から選ぶことができるが、どちらも捨てがたい。
値段は#180 シグニチャーローファーで ¥275,000-、#641 ゴルフで¥297,000-と高額ではあるが、オーダーする価値は多いにあるだろう。
実際に既に多くの問い合わせが来ているようで、同ブランドの人気に驚くばかりだ。
納期も今年の12月頃ということなので、年単位で待たなくても手に入るのはありがたいところ。
モデル | #180 シグニチャーローファー #641 ゴルフ |
カラー | コニャック バーガンディ |
納期 | 2022年 12月頃 |
値段 | #180 シグニチャーローファー ¥275,000- #641 ゴルフ ¥297,000- |
ウエストン・ビンテージはただの中古ではない
続けてウエストン・ビンテージ。
こちらも凄かった。
ウエストン・ビンテージとは、一度役目を終えた同ブランドの靴を下取りをし、仏・リモージュの工場で修繕されることで再び販売される商品だ。
ただの中古ではなく、ソール・インソックは全て新品に張り替えられて、「ウエストン・ビンテージ」専用のロゴが記されている。
まだ革として使用できるところを有効活用して、再度革靴ファンに向けて売り出されている。
事前お披露目会では一部の商品のみであったが、使い込んで年季の入った味の出ているもの、はたまた「これは新品じゃないか?」そう思わせてくれる状態のものも多数あった。
さらに状態によって値段は変わらない。あくまでモデルごとに価格がつけられている。
しかも、その値段が驚くほどリーズナブルであり、#180シグニチャーローファーは ¥66,000-。
その他のゴルフなどの定番モデルも7万円台ととにかく安い。
昨今、値上げの続くJ.M.WESTONの靴を少しでも安く手に入れたいという方にはもってこいだろう。
そして、この「ウエストン・ビンテージ」はフランス国内で集められた靴を元に再構築している。
なので、普段は日本に常設していない大きめや細めのサイズもかなり多くあった。
私自身もこのブランドでのサイズは 8 1/2B。
#180の購入を検討したときには、日本にはおいてないので取り寄せ、しかも取り寄せたらキャンセルはできないという状況に陥った。
その時はフランスにも行きたかったので、現地に旅行と合わせて買いに行ったのは良い思い出だ。
しかし、今回のラインナップには私のサイズも普通においてあった。
事前お披露目会では一部の靴だけにも関わらず、2〜3足見つけることができたので、私と同様の理由でサイズでお悩みの方も足を運ぶ価値があるだろう。
最後に今回の事前お披露目会で特に気になった靴を紹介。
#180 シグニチャーローファー ハンターグリーン
既にオーダー以外では、廃盤となっているハンターグリーン。
現物を初めて見たが、暗めの緑で普段使いもかなりしやすそうに感じた。
#696 スプリットトゥダービー リッジウェイソール(初代ロジェ)
こちらはタンの方はボックスカーフ、ブラックは(J .M.WESTONが言っている)ロシアンカーフ。
非常に状態が良く、リッジウェイソールにストームウェルトを備えた堅牢な靴。
ロジェⅡ(#598)の初代のモデルであり、現在は廃盤。
#598と比較して、4アイレットでショートノーズ、ストームウェルトを備えた靴だ。
なんとこの2足のサイズは 8 1/2 B。
最近はボリュームのある靴に惹かれはじめているので、これは買いたい。
#501 スプリットトゥダービー
最後はこちらのモデル。また#501だ。
先ほどのモデルとは異なり、トリプルレザーソール。
そして、フロントのUの字のステッチは3重に入っている。
さらに面白いのが、この3重のステッチの中で真ん中のステッチのみ、ピッチをゆるかにしている。
いつだかのJohn Lobbのイヤーモデルを彷彿とさせる「3」の掛け合わせと、細かい仕様に惹かれた。
さらに、この靴は色味がすごい。
このモデルは2足ほど展示されていたが、どちらも色味が絶妙になのだ。
グリーンとネイビーの2色になるが、どちらも限りなく黒に近い。でもしっかり色味もある。
個人的には今回の事前お披露目会では一番魅力に感じた。
魅力しかないイベント、再び
前回のビンテージ一挙放出イベントや毎年開催されている靴博をはじめ、今回も非常に面白いイベントになりそうだ。
コードバンでアイコンモデルがオーダーできる機会に加え、250足ものウエストン・ビンテージの中からお気に入りを探すことはいち靴好きとしても、ワクワクする。
マイサイズも期待できそうなので、初日から行ってみようか。
コメント
コメント一覧 (2件)
コメント失礼します。
ウェストンビンテージも今日一杯になりましたね。私は訪問してもマイサイズがほぼ無く、スタッフの方に出していただいた靴がレディース(足が小さめなので)のヨットのみでした。試着すると明らかに小さかったので今回は遠慮する事になりました。
スタッフの方のお話では、リザードを使った180があって、価格は他のモデルと同じだったと言うのでそれを購入された方は羨ましい限りでした。
コメントありがとうございます。
モデルの種類は豊富でもマイサイズに巡り合えるかは、運としか言いようがないですしね、、
価格はモデルで統一されてたので、手に入られた方は本当にラッキーでしょう!!笑