J.M. WESTON シグニチャーローファー180の経年変化とローファーの選び方

革靴の中でも圧倒的にサイズ選びがシビアなローファー。

そしてシンプルで飽きのこないデザインだからこそ長く使えるものでありたい。

そんな願望を叶えてくれたのが JM WESTON シグニチャーローファー180です。

今日はこの靴のレビューをはじめ、履き下ろしから2ヶ月ほどたったので、今の状態も紹介を書いていきます。

目次

ローファーに求めること

サイズ

ローファーのように靴ひもがない革靴はサイズの選び方がとても重要になります。

少し緩めが履きやすからという理由でサイズを選んでしまうと、馴染んできた後に、革が伸びてかかとが抜けてしまうこともあります。

ローファーのような靴では、ジャストサイズもしくはそれよりもワンサイズ下げることが必要になります。

しかし、サイズを下げてもウィズ(足の幅)が合わないということもあります。

自分の足に合うジャストサイズを選ぶ必要がある中で、足の縦の長さが合っていても、ウィズが合わないということもあります。

私も足の形が縦長でしたので、なかなかサイズの合うローファーに出会えなかったのです。

長く履ける

コインローファーってとてもシンプルなので、なかなか飽きがこないデザインですし、いろいろな洋服との相性も良いですよね。

そんなこともあり、少なくとも私は履く機会が多いです。

シンプルで頻回に履く靴こそ、長く使えるものでありたいですし、エイジングの経過を追いたいですよね。

JM WESTON の対応力

ここからはJM WESTON シグニチャーローファー♯180の紹介になります。

まず、ローファーを選ぶ上でミスの許されないサイズ展開ですが下記のようになっています。

JM WESTON シグニチャーローファー♯180一般的な他のブランド
ウィズ6種展開(A〜F)1〜3種展開
カラー8種展開(ボックスカーフ※)1〜3種展開

※単色は6種類

比較が一般的なとざっくりですが、おそらく既製靴のローファーでここまでウィズとカラー展開をしているブランドはそうそうないと思います。

このようにサイズの種類が豊富であり、他のブランドと比べても自分に合ったサイズを見つけやすいと思います。。

ちなみに私は9Aもしくは8.5Bを店員さんに勧められ、後者を選択しました。

しかし、一つ注意が必要であり、大きいサイズに関しては日本では取り寄せのみの購入になります。(たしかUK8以上、、曖昧ですみません)

そして取り寄せ後はキャンセルができません。

私はどうしても試着がしたかったので、フランスに旅行に行ったときに旗艦店で購入しました。

続けて、JM WESTONのローファープロファイルです。

価格110,000 円
製法グッドイヤーウェルテッド

価格はやはりお高いですよね。違うカラーで何足か欲しいですが、頻回に買えるものではありません。笑

ちなみにフランスで購入した時は7万円ほどで購入できました。為替の問題もあるので一概には言えませんが、参考までに。(シューツリーは別売り)

また、製法もグッドイヤーなので履いてるうちにコルクが沈んでより自分の足に馴染んでいきます。手入れさえ怠らなければ、ソール交換して長く履いていけそうです。

そして、革に関しては世界的に名高いデュプイ社のものを使っているそうです。

いち消費者としてみると、良い革かどうかの判断は正直わかりません。

それでもブラッシング後の艶感などは美しいんです。手触りも比較した靴とは全く違いました。さらっとしてるんですよね。

左:JM WESTON 180 右:ジャランスリワヤ

エイジングレポート

ここからは履き下ろしから2ヶ月ほどになるエイジングレポートです。

エイジングの管理にはそれなりのこだわりがあるので、興味のある方はこちらも併せてご覧ください。

細かすぎるエイジングケア

レポート

着用時間約 95.5 hr
ケア(クリーム入れ)4回
履き下ろし日2019/12/28~ ※

※部屋で慣らし履きはもう少し前からしています。

週1回ペースで履いて普段はブラッシングのみで傷や汚れができたときにクリーナーと再度クリームの入れ直しをしました。

それでは購入時との比較です。

【購入時】

履き下ろし前

シワもなく綺麗な状態ですよね。

ちなみにコバは新品の時から手触りはザラザラしていました。

1日着用後はこちらになります。

続いて現在の状態です。

【現在】 2020年2月29日

左右対象のようにシワが入っています。

細かいところを見てみます。

正面・ヒール

まずは正面ですが、シワが良い感じに入ってきました。

ヒールに関してはぶつけやすいところですが、大きな傷はありません。

左足
右足

サイドには両足ともやや深めのシワが入りました。

シワに良し悪しはないと考えていますが、ここにはそんなには入らなくても良いかなって思っています。笑

こういったところは今後も入念にケアしていく必要がありそうですね。

左足の先端が、、

そしてまだ履き下ろしから間もないにも関わらず、不注意でぶつけました。

まあ、これも1つの味として付き合っていきます。

まとめ

・ローファーを購入する時は自分に合ったサイズを

・JM WESTONはサイズ、色の展開が豊富

・特定のサイズは日本では取り寄せ

・着用2ヶ月後では大きな変化なし

今後こういった形のエイジング記録を上げていこうと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。

この靴の履き込み状況や他の靴の経年変化の記録はコチラからどうぞ。

▶︎8ヶ月

▶︎1年

▶︎経年変化の記録集

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この記事を書いた人

1992年11月生まれ。
190cmの大男の細かい趣味のブログ。
2020年より「こだラボ」を執筆し、2021年2月に「Lab.」に名称変更。
趣味は靴磨き・旅行・読書・ゲーム・ボクシング観戦。

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